M007

受け取る書類と返すもの、どう整理する?

「辞めるときの書類って、会社が全部まとめて送ってくれるの?」

出典確認済み一次資料の確認日 2026-10-23記事の最終更新 2026-10-17第1版

「辞めたら書類は届くはず」の前に。もらうもの・返すもの・返してもらうものを分けて、誰に頼むかを決めよう。

30秒でわかること

  1. まず、書類やものを「もらう」「返す」「返してもらう」に分けて書き出す。詳しく:3 「もらう」「返す」「返してもらう」
  2. 自動で届くものと、頼まないと出ないものがある。届く時期と受け取り方を勤務先に確認する。詳しく:3 「もらう」「返す」「返してもらう」
  3. 届かないとき・わからないときの確認先(勤務先、税務署、ハローワーク、市区町村)を先に控えておく。詳しく:4 条件・期限・確認先

例外・注意:書類の名前や受け取り方は、勤務先・加入している健康保険・住んでいる市区町村によって違います。

例外・注意:健康保険の資格確認書などの返却は、保険証の切替えで扱いが変わっています。加入している健康保険と勤務先の最新の案内で確認してください。

対象:会社を辞める予定の人、辞めたばかりの人。もらう書類や返すものを一覧にして、頼む先を整理したい人。健康保険組合・共済組合の人の、健康保険の返すもののことは、この記事では扱っていません。

羊くんの疑問

まず ここから

羊くん:辞めるときの書類って、会社が全部まとめて送ってくれるの?

狼先生:届くものもあるけど、頼まないと出ないものもあるよ。まず「もらう」「返す」「返してもらう」に分けて書き出そう。

「もらう」「返す」「返してもらう」

欄を分けて書く
退職のときの書類やもの:3つに分ける

その書類やもの、どれにあたる?

  1. もらうもの確認先:勤務先
  2. 返すもの確認先:勤務先・健康保険
  3. 返してもらうもの確認先:勤務先

それぞれに聞く:何があるかいつまでにどの方法で

書類の名前や受け取り方は、勤務先・加入している健康保険・市区町村で違います。この記事は、あなたに必要な書類の全部を判定しません。

どこに聞く?

  • 確認先(もらうもの)勤務先(人事・給与の担当)源泉徴収票・離職票・退職証明書など。自動で届くものと、頼まないと出ないものがある。届く時期と受け取り方を確認。
  • 確認先(返すもの)勤務先(総務・人事)と、加入している健康保険の案内社員証・鍵・パソコンなどの貸与品。健康保険の資格確認書などは、返す必要があるかを案内で確認。
  • 確認先(返してもらうもの)勤務先(人事・総務)積立金など、会社に預けている自分のお金や物。請求すれば返す決まりがある。
もらうもの(主なもの)
書類何に使う・どう出る
源泉徴収票勤務先が交付する。年の途中で辞めた人にも、交付の期限が法律で決まっている。届いたら、なくさずに保管する。
離職票雇用保険の給付の手続きで使う。発行を希望するか確認されることがある(M006)。
退職証明書働いていた期間や仕事の種類などを証明する書類。頼むと出してもらえる。書いてほしい項目を選んで頼む。
退職金の源泉徴収票退職金がある場合に、勤務先が交付する。
健康保険の資格を失ったことがわかる書類国民健康保険に入るときに求められることがある。何が必要かは住んでいる市区町村で確認(M003)。
年金手帳・基礎年金番号通知書・雇用保険被保険者証会社が預かっていないか確認する。雇用保険被保険者証は、ハローワークが本人に交付するもので、会社が保管するものではない。基礎年金番号は原則1人に1つ。
返すもの・返してもらうもの
もの確認すること
健康保険の資格確認書など返す必要があるか・どう返すかは、加入している健康保険と勤務先の案内で確認する。切替えで扱いが変わっている。退職日の翌日からは、在職中の資格では受診できない。
社員証・鍵・パソコンなどの貸与品何を・いつまでに・どこへ返すかを勤務先に確認し、返した日を残す。
会社に預けているお金や物積立金など、会社に預けている自分のものは「返してもらうもの」として一覧に入れる。請求すれば返す決まりがある。

羊くん:源泉徴収票がなかなか来なかったら、ずっと待ってていいのかな。

狼先生:交付の期限は法律で決まっているよ。届かなければ、まず勤務先に聞こう。それでも届かないときは、税務署に相談できる。

目次へ(この記事の流れ)

くわしく:条件・期限・確認先

迷ったら ここ
書類ごとの確かめ方
項目内容
対象会社などに雇われていて退職する人。退職金・雇用保険・健康保険の加入状況によって、関係する書類が変わる。
手続き勤務先が交付するもの(源泉徴収票など)と、本人が頼むと出るもの(退職証明書・離職票など)がある。頼むものは、頼んだ日と相手を残す。
期限の根拠源泉徴収票の交付、退職証明書の交付、預けた金品の返還には、法律の決まりがある。日数や数え始めの日は、出典と確認先で確かめる。
例外健康保険組合・共済組合の加入者、退職金がない人、雇用保険に入っていない人などは、関係する書類が違う。
地域差国民健康保険の手続きで求められる書類は、市区町村ごとに違う。
確認先まず勤務先(人事・給与・総務)。届かないときは、源泉徴収票は税務署、離職票はハローワーク、国民健康保険の書類は市区町村。

目次へ(この記事の流れ)

自分の準備にする

4件だけ
  1. 受け取る書類の一覧と、受け取り方を確認する。
  2. 返すものと、返し方を確認する。
  3. 必要な証明書を頼み、頼んだ日を残す。
  4. 届いたものに印をつけ、届かないものを問い合わせる。

確認事項を手元に残す

この記事の確認先・聞くこと・手順を、文にまとめました。コピーするか、テキストファイルで保存できます。このサイトは、この文をどこにも送らず、保存もしません。

「受け取る書類と返すもの、どう整理する?」の確認事項(辞めたい夜のメモ M007・第1版)
https://memo.tsudowa.com/articles/documents-to-receive-and-return/

【確認先】
・もらうもの:勤務先(人事・給与の担当)
・返すもの:勤務先(総務・人事)と、加入している健康保険の案内
・返してもらうもの:勤務先(人事・総務)

【もらうもの(主なもの)】
・源泉徴収票:勤務先が交付する。年の途中で辞めた人にも、交付の期限が法律で決まっている。届いたら、なくさずに保管する。
・離職票:雇用保険の給付の手続きで使う。発行を希望するか確認されることがある(M006)。
・退職証明書:働いていた期間や仕事の種類などを証明する書類。頼むと出してもらえる。書いてほしい項目を選んで頼む。
・退職金の源泉徴収票:退職金がある場合に、勤務先が交付する。
・健康保険の資格を失ったことがわかる書類:国民健康保険に入るときに求められることがある。何が必要かは住んでいる市区町村で確認(M003)。
・年金手帳・基礎年金番号通知書・雇用保険被保険者証:会社が預かっていないか確認する。雇用保険被保険者証は、ハローワークが本人に交付するもので、会社が保管するものではない。基礎年金番号は原則1人に1つ。

【返すもの・返してもらうもの】
・健康保険の資格確認書など:返す必要があるか・どう返すかは、加入している健康保険と勤務先の案内で確認する。切替えで扱いが変わっている。退職日の翌日からは、在職中の資格では受診できない。
・社員証・鍵・パソコンなどの貸与品:何を・いつまでに・どこへ返すかを勤務先に確認し、返した日を残す。
・会社に預けているお金や物:積立金など、会社に預けている自分のものは「返してもらうもの」として一覧に入れる。請求すれば返す決まりがある。

【書類ごとの確かめ方】
・対象:会社などに雇われていて退職する人。退職金・雇用保険・健康保険の加入状況によって、関係する書類が変わる。
・手続き:勤務先が交付するもの(源泉徴収票など)と、本人が頼むと出るもの(退職証明書・離職票など)がある。頼むものは、頼んだ日と相手を残す。
・期限の根拠:源泉徴収票の交付、退職証明書の交付、預けた金品の返還には、法律の決まりがある。日数や数え始めの日は、出典と確認先で確かめる。
・例外:健康保険組合・共済組合の加入者、退職金がない人、雇用保険に入っていない人などは、関係する書類が違う。
・地域差:国民健康保険の手続きで求められる書類は、市区町村ごとに違う。
・確認先:まず勤務先(人事・給与・総務)。届かないときは、源泉徴収票は税務署、離職票はハローワーク、国民健康保険の書類は市区町村。

【手順】
□ 受け取る書類の一覧と、受け取り方を確認する。
□ 返すものと、返し方を確認する。
□ 必要な証明書を頼み、頼んだ日を残す。
□ 届いたものに印をつけ、届かないものを問い合わせる。

【問い合わせの前に、残しておくメモ】
頼んだ書類と、頼んだ相手:
頼んだ日:
届いた日:
返したものと、返した日:

この文は記事(第1版)の写しです。あなたの場合の条件や期限は、それぞれの確認先の回答で決まります。

問い合わせの前に、残しておくメモ

画面の上で印を付けられます。このページは印も入力も保存・送信しません(閉じると消えます)。

羊くん:分けてみたら、自分から頼むものは思ったより少なかった。

狼先生:うん。頼んだ日と届いた日を残しておけば、待っている間も落ち着けるよ。

目次へ(この記事の流れ)

ここまで読みました。読み終えても、手続きが済んだわけではありません。確認先と聞くことは、「確認事項を手元に残す」でコピー・保存できます。

出典と編集状態

  1. [S24]国税庁「No.7411「給与所得の源泉徴収票」の提出範囲と提出枚数等(タックスアンサー)」確認日 2026-10-23
    https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hotei/7411.htm(新しいタブで開きます)
  2. [S26]デジタル庁(e-Gov法令検索)「労働基準法(昭和22年法律第49号)」確認日 2026-10-23
    https://laws.e-gov.go.jp/law/322AC0000000049(新しいタブで開きます)
  3. [S29]日本年金機構「資格確認書等の返納手続き」確認日 2026-10-23
    https://www.nenkin.go.jp/service/kounen/tekiyo/hihokensha2/20120803-04.html(新しいタブで開きます)
  4. [S32]日本年金機構「基礎年金番号・基礎年金番号通知書・年金手帳について」確認日 2026-10-23
    https://www.nenkin.go.jp/service/seidozenpan/20131107.html(新しいタブで開きます)
状態
公開中。
一次資料の確認日
2026-10-23
公開日
2026-10-23
訂正
なし(訂正と更新)
対象
会社を辞める予定の人、辞めたばかりの人。もらう書類や返すものを一覧にして、頼む先を整理したい人。健康保険組合・共済組合の人の、健康保険の返すもののことは、この記事では扱っていません。

この記事の誤りを伝える記事の番号と見出しが入った文面をつくり、メールで送れます。

この記事は、あなたの場合にどうなるかを判定しません。答えは、記事にある確認先の回答で決まります。図の読み方は図解の見かたへ。